第17回大会のご案内

ご挨拶

今年の11月初めの連休を都心で行われる本学会大会に来ませんか。ここでもう一度産業カウンセリングを思い切り考えてみませんか。今年の大会会場は、跡見学園女子大学(文京キャンパス)です。都心地下鉄茗荷谷駅から徒歩2分のアクセスの良さです。昨年の大会と同じ駅でさらに近い場所です。斬新なデザインの校舎(平成20 年築 文京区から表彰)、スカイツリーも眺望できる屋上庭園、最新の機材が揃っている教室…等、ご参加の皆様のご熱意を支えてくれるものと思います。

 さて、今回の第17回大会では、実践を礎にして産業カウンセリングをさらに発展させたいという願いを込めて「実践現場から学ぶ産業カウンセリングの新たな出発」をテーマとして議論を進めてまいります。

 議論の観点は大まかに2つです。1つ目は、実践によって得られる様々な経験を通して、実践者個々人が真の専門家として成長していくには何をすればよいか。そして、2つ目として、実践者の知見を個人レベルに留めるのではなく、それらを統合して社会に役立つ理論やスキルに発展させ、さらには次世代に繋げていくにはどのような取り組みが必要か、です。この議論を行なっていくために、初めての試みとして歴代5 人の会長全員にご登壇して頂き、学会設立から今日までを展望して頂く大会基調コロキウム「過去から現在へ、そして未来へ」を計画しております。大会シンポジウムではさらにそれを深めた議論を展開する予定です。また、今大会では個人研究発表を二日間に分けることにより参加者がより多く聴講できるよう致しました。

 私たちの学会は、働く人たちのためのカウンセリング(産業カウンセリング) を実践しておられる会員の皆様に支えられています。このような背景のもと、第16 回大会では、産業カウンセリングを個人・職場・社会をつなぐ触媒として捉え、快適職場づくりへの貢献のために何をすべきか、何ができるかについて多方面から議論しました。結果、日々における産業カウンセリングの実践活動の積み重ねが快適職場づくりに繋がるという原点、すなわち、産業カウンセリングでは実践こそがその中核を担っていることを大会参加者が再認識した大会となりました。今年の大会はこのような第16 回大会の成果を踏まえております。

 多くの会員の方々にご参加頂きまして、第17 回大会が産業カウンセリングにおける「実践」を「産業カウンセリング学」という「実学」に繋げる「架け橋」の起点となれますよう、準備委員一同、鋭意努力を重ねております。

皆さま、ぜひ、奮ってご参加下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。

日本産業カウンセリング学会
第17回大会会長    楡木満生
第17回大会準備委員長 宮崎圭子

I 会期・会場

会期 2012年11月2日(金):研修会
      3日(土):大会 第1日目
      4日(日):大会 第2日目
会場 跡見学園女子大学(文京キャンパス)
  〒112-8687 東京都文京区大塚1-5-2

交通アクセス
丸ノ内線 茗荷谷駅から徒歩2 分、有楽町線 護国寺駅から徒歩8 分

III 大会スケジュール

大会スケジュール

IV 大会参加等予約申込要領

情報交換や親睦交流を通して大会テーマを共に考え、未来に繋がる大会を創ってまいりたいと願っています。産業カウンセリングに取り組まれている多くの皆様に積極的にご参加いただきますようお願いします

1.予約申込について   大会参加予約申込締切日: 9 月28 日(金)

(1)FAXによる予約申込方法

FAX申込み書(PDF)をダウンロードしてプリントいただき、書面に必要事項をご記入の上、大会事務局にFAX(03-5228-4418)にてお送り下さい。

(2)インターネットによる予約申込方法

大会参加申込フォームに必要事項を入力の上、ページ末尾の個人情報保護方針に同意し、[確認画面に進む]をクリックしてください。
入力内容の確認画面に変わりますので、誤りがないことをご確認いただき、同ページ末尾の[上記内容で送信]ボタンをクリックして下さい。

(3)大会参加費

1.「払込取扱票」を用いてご自身の大会参加費合計金額をお振込みください。
※大会参加費合計金額は、大会参加申込書で計算いただけます。
※大会参加費合計金額のお振込をもって、正式申込として取り扱わせていただきます。

2.大会参加費内訳
下表に項目・区分毎の大会参加費を記します。社会人大学(院)に在学中の方の参加費は、学生区分とします。

大会参加費

※お振込の際にお受取になった半券(振替払込請求書兼受領証)は大会(研修会)参加証を兼ねています。大会当日には、必ずご持参いただき、受付にご提示いただきますようお願いします。
参加者名札を交付します。

●参加予約申込・お問合わせ先
日本産業カウンセリング学会事務局
TEL&FAX 03-5228-4418
E-mail jaic-taikai@amail.plala.or.jp

(振込先)
※「払込取扱票」をご使用いただき、下記口座へお振込みください。
郵便振替口座:00160-2-401694
加入者名:日本産業カウンセリング学会事務局
※一旦納入された参加費はお返しできません。ご了承ください。

2.個人研究発表申込について  個人研究発表申込締切日: 7 月31 日(火)

(1)申込方法

研究発表の項目に必要事項を記した大会参加申込書(PDF)を大会事務局にFAXにてお送りいただくか、大会参加申込フォーム通じてお申し込みください。
なお、発表者は以下の条件を満たしていることが必要です。

  1. 1.大会当日において本学会正会員であること
  2. 2.会費を納入済みであること
  3. 3.研究発表の方法は口頭発表とします
    発表の時間は1件につき30分(発表20分・質疑応答10分)とし、研究発表者となるのは、1人1回に限ります。
    ただし、連名発表者になる場合はこの限りではありません。

(2)個人研究発表費:正会員\2,000、連名発表 正会員\1,000、非会員\2,000

(3)申込締切日

発表論文原稿締切日: 9 月28 日(金)

3.自主シンポジウム申込について  自主シンポジウム申込締切日: 7 月31 日(火)

(1)申込方法

自主シンポジウムの項目に必要事項を記した「大会参加申込書(同封)」を大会事務局にFAXにてお送りいただくか、当学会ホームページのweb 版「大会参加申込」からインターネットを通じてお申し込みください。
なお、自主シンポジウムコーディネーターは以下の条件を満たしていることが必要です。

  1. 1.大会当日において本学会正会員であること
  2. 2.会費を納入済みであること

(2)概要締め切り: 7 月31 日(火) (発表論文原稿は不要)

4.研修会参加申込について    研修会予約申込締切日: 9 月28 日(金)

(1)FAX による予約申込方法

大会参加申込書(PDF)の研修会参加申込欄に必要事項を記入し、大会事務局にFAX(03-5228-4418)にてお送り下さい。

(2)インターネットによる予約申込方法

大会参加申込フォーム通じてお申し込みください。
※受付は参加費払込順とします。万が一、第1 希望にならないときは、事務局から連絡させて頂きます。

(3)研修会 参加費:大会参加費内訳に記した研修会参加の項目をご参照ください。

(4)研修会予約申込締切日:9 月28 日(金)となっておりますので、期限内に手続きを済ませてください。

IV 大会の主要プログラム

【 11月2日(金) 9:30~17:30 】

(1)研修会

コース概要(後述)をご参照ください。

(2)自主シンポジウム

【 11月3日(土) 9:30~20:00 】

(1) 受賞者記念講演

石川邦子 (2011 年度 学術賞受賞者)
西村公子・榧野 潤 (2011 年度 実践賞受賞者)

(2)個人研究発表 I

(3)大会基調コロキウム

テーマ: 「過去から現在へ、そして未来へ」 --学会への期待-

談者  杉渓一言  (初代当学会会長、日本女子大学名誉教授)
松原達哉 (第2 代会長、東京福祉大学・大学院学長)
木村 周 (第3 代会長、日本産業カウンセリング学会特別顧問)
桐村晋次 (第4 代会長、神奈川大学特別招聘教授)
楡木満生 (第5 代会長、立正大学名誉教授)
ゲスト  安藤一重 ((社)日本産業カウンセラー協会 会長)
司会 上脇 貴
(本学会事務局長/持田製薬(株))
宮崎圭子 (大会委員長/跡見学園女子大学)

(4)大会企画シンポジウム

テーマ: 産業カウンセリングの実践と研究のコラボレーションをめざして
シンポジスト  実践にとっての「論文を書く」ということ
  下村英雄 ((独)労働政策研究・研修機構)

「産業カウンセリング研究」 その15 年の歩みから
  森田一寿 (元目白大学)

実践者にとっての「研究」とは (仮称)
   未定
指定討論者 高野幸洋 ((株)資生堂 監査部)
コーディネーター  宮崎圭子(跡見学園女子大学)

※シンポジスト・指定討論者は五十音順に紹介してあります。

(5)懇親会:跡見学園女子大学食堂(文京キャンパス)
       多数の皆様のご参加をお待ちしております。

【 11月4日(日) 9:30~16:50 】

(1) 個人研究発表 II

(2) 特別個人研究発表

実務家として活動されている学会会員に、研究や研究発表を行うための参考にしていただくため、「産業カウンセリング研究」に論文掲載実績のある実務家や研究者が研究発表します。
石川邦子  (ナチュラルウィル有限会社)
西村公子 (厚生労働省佐賀労働局)
榧野 潤 ((独)労働政策研究・研修機構)
緒方一子 (臨床心理士)
高橋 浩 (立正大学)

(3) 特別個人研究発表

学会企画シンポジウム
タイトル: 産業カウンセリングの課題へのアプローチ (仮称)

(4) ラウンドテーブル・ディスカッション

ラウンドテーブル

V 今後の予定

7月31日 個人研究発表、自主シンポジウム 申し込み締め切り
(自主シンポのみ概要含む)
9月28日 個人研究発表 原稿 締め切り
大会・研修会予約参加申し込み締め切り
10月 上旬 プログラム発送
大会当日 発表論文集お手渡し

VI 大会事務局(お問い合わせ先)

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28 飯田橋ハイタウン1020号室
日本産業カウンセリング学会事務局
TEL&FAX:03-5228-4418
e-mail:jaic-taikai@amail.plala.or.jp

事務局は、火曜日~土曜日の毎日13時~17時まで開局しています。(休日は日曜日、月曜日、祝日) 事務局員が不在の場合もありますので、できるだけメールまたはFAXにてお問い合わせください。

■個人研究発表の論文原稿作成要領

(1) 原稿作成

(1-1)原稿用紙と記入方法
・ 原稿用紙は、下記のワード用テンプレートを利用
・ 原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・ 文字は明朝体で揃えてください。
・ 2ページ分または4ページ分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄ページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページとしてください。

(1-2)図・表・写真
図・表・写真の合計面積が、原稿全体の1/3を越えないようにしてください。

(2) 原稿の送付

・ 9月28日(金)までに学会事務局(jaic-taikai@amail.plala.or.jp)へ、添付でご送信ください。
・ PDF ファイル形式の原稿を添付でお送り下さい。
(作成したPDF ファイルは必ず内容をご確認されてから後に、添付でお送り下さい。)
・ 1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括送信してください。この場合「一括送信」とメールの件名に明記してください。

(3)発表機材について

発表の際に機器の使用をご希望の方は、大会参加申込書(PDF)の申込用紙に所定の欄がありますので、忘れずにご記入ください。事前の申込がない場合は、事務局で準備する機材の利用ができません。なお、ご自身で用意された機器を使用する場合、申込の必要はありません。
プロジェクター・ビデオ・DVD・OHPなど、一般的に研究発表で利用される機器につきましては、事務局で準備いたしますが、使用できる機器の詳細につきましては大会事務局までお問い合わせください。 また、当日の急なトラブルに対応できるように、発表用のデータはメモリスティックなどでバックアップをお取りいただき、当日ご持参されることをおすすめいたします。
なお、諸般の事情で機器がご希望に沿えない場合は、事前にその旨ご連絡いたしますので、ご了承ください。
※小型のパソコンやMacintosh での発表を予定されている方は、プロジェクター入力用のコネクターが合わない場合がありますので、お手数ですが専用の変換ケーブルをご持参下さい。

(4)当日配布の資料について

当日配布の資料につきましては発表者が必要部数(50部程度)をご用意ください。事務局で印刷はいたしません。
<研究発表等の書類・原稿等の提出先・問い合わせ先>
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-28 飯田橋ハイタウン1020号室
日本産業カウンセリング学会事務局
TEL&FAX:03-5228-4418
e-mail:jaic-taikai@amail.plala.or.jp
※事務局員が不在の場合もありますので、できるだけメールまたはFAXにてお問い合わせください。

テンプレート見本

■ 第17回大会 研修会の概要

日時:2012 年11月2日(金) 9 時30 分開始~15 時30 分終了(受付時間 9 時~9 時30 分)

A,B,C 1日コース  5.0 時間  9 時30 分開始~15 時30 分終了
(昼食休憩12 時~13 時)
D,E,F,G 午前コース 2.5 時間 9 時30 分開始~12 時終了
H,I,J 午後コース 2.5 時間 13 時開始~15 時30 分終了

会場:跡見学園女子大学(茗荷谷 文京キャンパス) 2 号館

1日コース/5.0時間 9時30分開始~15時30分終了(昼食休憩12時~13時)

A

大学生から社会人への移行期における育成指導のあり方
~発達の視点からみた現状と支援教育の実際~

早稲田大学教授:河村茂雄 先生

大学生の学校不適応、就職活動時における挫折、就職後の早期退職などの問題が注目されるようになり、各大学でもそのための支援や教育が行われ始めています。本講座では現代の大学生の現状と心理について解説し、社会人として巣立っていけるための支援や教育のあり方について、演習も含めて研修を行っていきます。

B

認知行動療法入門

跡見学園女子大学教授:中野敬子 先生

認知行動療法は複数の技法から成り立っていて、難しい療法のように思われていますが、技法を身に付けると実行が容易な療法です。初心者でも用いることが出来る問題解決療法、認知の再構成法などの技法を紹介します。さらに、ケース概念化による治療計画、セッションの構成と進め方、ソクラテス的質問法、導入面接などについても、クライエントと治療者のやり取りの事例解説およびロール・プレイ体験を通して習得していただきます。

C

グループ・カウンセリング

跡見学園女子大学教授/日本人間性心理学会理事長:野島一彦 先生

カウンセリングと言えば、カウンセラーとクライエントとの「二者関係」による<個人カウンセリング>が思い起こされるのが普通です。しかし実際は、単数あるいは複数のカウンセラーと複数のクライエントとの「三者以上関係」による<グループ・カウンセリング>もあります。それは時間的・金銭的に経済的であるし、<個人カウンセリング>にはない独自の援助力を持っています。本研修では、<グループ・カウンセリング>の講義と実習を行います。

午前コース/2.5時間 9時30分開始~12時終了

D

メンタルヘルス対策と快適職場づくり

独立行政法人 労働者健康福祉機構 産業保健・賃金援護部 産業保健課
メンタルヘルス対策推進アドバイザー:古山善一 先生

中央快適職場推進センターが実施した、ソフト面からの快適職場調査モデル事業実施結果を踏まえて、次の項目から検討します。なお、希望者には当日使用したスライドを差し上げます。 1.メンタルヘルス対策の動向,2. ソフト面快適職場調査とは,3. 快適職場づくりのポイント,4. 快適職場調査結果の概要と調査事例

E

キャリア教育とキャリアカウンセリング

追手門学院大学教授/本学会副会長/日本キャリア教育学会副会長:三川俊樹 先生

日本でキャリア教育がスタートして9 年目を迎えました。子どもや若者の社会的・職業的自立に向けてキャリア発達を促進するための取組が、キャリアカウンセリングを重要な活動として展開されています。働く人々のキャリア形成支援に携わる私たちが、学校段階におけるキャリア教育を理解しておくことは重要です。本研修では、日本のキャリア教育の歩みを踏まえた上で、キャリア発達を促進するためのキャリアカウンセリングについて体験的に学び、キャリア形成支援の「接続」について理解を深めます。

F

精神科薬物療法  --基本的な知識から最新の情報まで--

白梅学園大学教授/本学会理事:尾久裕紀 先生

産業カウンセリングに必要な精神科薬物療法について、基本的な知識から最新の情報について解説します。まず、精神科治療で用いられる薬物の基本をしっかり学びます。その上で、最近使用されるようになった非定型抗精神病薬、抗うつ薬、双極性障害の治療薬について理解します。さらに、最近の抗うつ薬の有効性の議論、精神科薬物療法と心理療法との比較についても学びます。また事例検討、質疑応答の場も設け、具体的な問題についても理解、解決できるような研修とします。

G

企業と個人が共生するキャリア支援

跡見学園女子大学教授:芝原脩次 先生

貧乏だったが、みんなが明日にわくわくした「3丁目の夕日」の時代がありました。個人が頑張れば、会社が大きくなり、もっと頑張れば給料が上がる「企業と個人の運命共同体」観が高度成長時代をもたらしました。ここでは個人のキャリア概念を熟成させる土壌は生まれませんでした。現代、「企業の生き残りと個人の生きがい」が対峙し、その「WINWIN」実現の為に「企業側の人材の選別・選抜」と「個人側のキャリア(生き方)選択」が要件になっています。必然となった個人のキャリア支援のあり方と方向性を皆さんと考えてみたいと思っています。

午後コース/2.5時間 13時開始~15時30分終了

H

キャリアカウンセリングの事例検討とロールプレイによる演習

法政大学キャリアデザイン学部教授/本学会副会長:宮城まり子 先生

キャリアカウンセリング事例は、どのような場所・機関で行うかにより、事例内容はだいぶ異なります。また、最近ではキャリアに関する問題、メンタルヘルスの問題を同時に抱えるクライエントも増えており、キャリアとメンタルヘルスカウンセリングの明確な線引きができなくなっています。
 この研修会では、キャリアカウンセリングの多様な事例を取り上げ、キャリアカウンセリング事例内容をそれぞれ検討することによって、どのようなアプローチ方法により問題解決支援を行うことが、最も効果的かなどについて多様な角度から、グループに分かれて討議を行い発表します。そして、その後、その中の事例を取り上げ、事例のロールプレイを行い、キャリアカウンセリングの実際について研修を行います。

I

実践的研究の進め方、論文の書き方

元目白大学/本学会前編集委員長:森田一寿 先生

近年、研究業績の点数化がいろいろなところで行われるようになって来ました。学会誌への投稿や学会での論文発表をしたいと考えている方々に、実践的研究の進め方や論文の構成や作成上の基本的なポイント・注意点を解説します。本学会の学会誌「産業カウンセリング研究」は、査読付学会誌として高い評価を受けられます。投稿手続きや査読のポイントなども解説します。論文を書いて学会誌に投稿して頂きたいと思っています。

J

危機と心理社会的支援について

立正大学心理学部教授/本学会理事:小澤康司 先生

昨年3 月11 日の東日本大震災により甚大な被害が発生し、今も復興のメドが立たない状況が続いている。今後、首都直下地震や、東海―東南海―南海地震、異常気象による水害、竜巻などに自然災害に遭遇する可能性が高い。また、自然災害だけでなく、メンタルヘルスや自殺問題など、人生を生きてゆくうえで、さまざまな危機への対処が求められている。

K

働く人たちとのオンライン相談のコツ

ピースマインド・イープ株式会社・執行役員
NPO 法人日本オンラインカウンセリング協会・理事:渋谷英雄 先生

産業カウンセリングは、パワハラやセクハラ、そして労務上のリスク問題など、当事者のみでは解決しにくい課題も少なくありません。メールという限られた情報の中で、困難事例に対し、どのようにアプローチするのか?その勘どころを解説します。前半はポイントを整理し、後半では事例を読み合いながら、メール相談の有用性を高めます。それと同時に、相談窓口として重要な、リスク管理・対応の方法を具体的に確認します。

※講師の先生方は、アルファベット順に紹介してあります。

PDFデータ

日本産業カウンセリング学会第17回大会1・2号通信 >>PDF
日本産業カウンセリング学会第17回大会自主シンポジウム申込書 >>PDF
個人研究発表の論文原稿テンプレート >>Word

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