年度末で何かとお忙しいことと存じます。会員の皆様にはますますご健勝のことと拝察いたします。
日本産業カウンセリング学会第12回大会を2007年8月31日(金) から9月2日(日) に「コラッセふくしま」(福島市) で開催することとなりました。
みちのく福島の夏をお楽しみいただきながら、更なる人々の輪を広げていただき実りある大会になるよう努力いたします。
何かと不手際も多いかと存じますが、会員各位のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。

日本産業カウンセリング学会 第12回大会準備委員会
大会準備委員長 五十嵐 敦
大会実行委員長 丹 栄

1 テーマ

地域における産業カウンセリング
~地域で支えあう人々の輪~

2 会期・会場

会期 2007年8月31日(金)、9月1日(土)、9月2日(日)
※研修会は8月31日(金)
会場 コラッセふくしま
http://www.corasse.jp/
〒960-8053 福島県福島市三河南町1番20号
交通 map
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3 大会スケジュール

大会スケジュール

4 内容案内

8/31(金)

1.研修会 

研修会から参加される方は,「研修会のご案内」を併せて参照ください。

2.自主シンポジウム(募集)

自主シンポジウムは会員の皆様に自由に企画し討議していただくものです。
時間は2時間を予定しています。
企画を希望される方は、2007年4月15日までに大会準備事務局までFAX用紙でお申し出ください。(準備委員会で調整させていただくこともあります。)

9/1(土)

1.平成18年度受賞者記念講演

学会賞受賞者 横山哲夫 (組織・心理開発研究所)
学術賞受賞者 平野光俊 (神戸大学大学院)

2.大会企画講演 (司会 森田一寿(目白大学))

1.「働く人々とアルコール問題」 馬目太永(双葉厚生病院)
古くから働く人々とアルコール問題は重要な問題のひとつであった。医療において流行り廃れはあるものの、いつもアルコールによって悩まされている職場は多い。働く人々の日常生活でも多くの問題に派生している現実がある。そこで、職場でアルコール問題に対処していく上で可能なことはどのようなことであろうか?
長年、産業医・精神科医としてアルコール問題に関わってこられた先生の経験と研究の積み重ねから多くの示唆が得られることと思う。

2.「働く人々と睡眠」 福田一彦(福島大学)
眠りは、人々の生活の土台である。様々な健康チェックリストやストレス尺度には「眠り」の問題について問う項目が必ず含まれる。
先生は、精神生理学の中で睡眠リズムの問題について、これまで長年研究されてきた。その中で、交替勤務や過重労働、ストレスなど様々な問題と睡眠との関係を取り上げている。
日常生活のリズムを形成する上で、睡眠は重要な鍵を握っている。
講演を通じて、「規則正しい、質の良い眠りとは何か?」を考えながら、これからの働く人々の健康生活のための援助について探ってみたいと思う。

3.日本産業カウンセリング学会 総会

4.大会会長講演「カウンセラーの倫理」 松原達哉(東京福祉大学)

昨今のカウンセラーの活躍が目覚しい中で、倫理上の問題も大きな課題となっている。
専門家としてのカウンセラーには、当然職業倫理が不可欠である。
そこで、先生が出版された「カウンセラーの倫理」(金子書房、2006年) をもとに講演をしていただくことにした。

5.大会記念講演

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「ストレスマネジメントとその支援」


磯博行(兵庫医療大学)

地方に限らず多くの職場では、なかなか専門的な相談支援を得にくい状況にある。
先生は「行動科学とは、人間が健康に明るく生きて行くための方法を考える学問である」との立場から、パソコンと臨床を結びつける試みとして様々なソフトの開発を手がけてこられた。
このようなツール開発とその背景にある視点は、これからの幅広いヒューマンサービスに産業カウンセリングが対応していくためには重要な試みのひとつであると考える。
この開発に至った経過のお話とともに、リラクセーションソフトや笑顔の練習ソフト、自分でできるストレスチェックなどなど、人を元気づけるソフトの実演を交えながら講演をしていただく予定である。
これからの産業カウンセリングの在り方について考える機会となれば幸いである。

6.大会企画シンポジウム

「産業カウンセリングのための地域資源の活用」
地方の場合、産業カウンセラーがひとりで奮闘することも少なくない。
それは、一面危険性もはらんでいる。
周囲にいる多方面の多くの人々との協働することによって、クライエントはもちろんカウンセラー自身もその可能性をさらに生かせるのではないだろうか。
話題提供をもとに、私たちの可能性を探りたい。

7.懇親会

会場:ホテル辰巳屋 8F
(福島駅東口側。学会会場とは駅をはさんで反対側になりますが、地下通路で8分ほどのところです。)
福島市栄町5-1 TEL 024-522-5111

9/2(日)

1.個人発表(募集)

2.ラウンドテーブル

  テーマ 概要 座長
A キャリア開発 キャリア開発とは、自分にとってのキャリアとは何か、自分のWorking Lifeをどのようなものにしようとするのかを考え、それを実現すべく取り組んでいくプロセスです。
このラウンドテーブルでは特に個人と組織との関係の中でキャリア開発について考えてみたいと思います。
今野能志
(行動科学研究所)
B 職場の
メンタルヘルス
企業における具体的なメンタルヘルス対策への取組み状況を取り上げ、個人と組織の関係はもとより、担当部局間や外部資源の活用などこれまでの成果と今後の課題について取り上げてみたいと思います。 小野由美
(アルパインビジネスサービス(株))
C カウンセラーの
資質向上と
スーパービジョン
カウンセラーであれば、その資質向上にとってスーパービジョン(以下、SV)が不可欠であることを知っています。 しかしながら、様々な事情からSVを受ける機会が限られていることも一方の事実です。
このラウンドテーブルでは、当学会のスーパービジョン特別委員会の検討状況について、その一端を報告した上で、学会としてどのような取組みを行うことが望ましいか等、カウンセラーの立場から意見交換したいと思います。
上脇貴
(持田製薬(株))
D 地域活動と
企業における
男女共同参画
国内外から日本の働く女性の活用に期待する声は大きいものの、企業の現場での女性活用はすすんでいるとはいえません。 それに対し、地域活動の構成員は女性が多く、活躍が注目されています。
産業界、地域活動の男女共同参画について、意見交換したいと思います。
渡邉祐子
(ワークナビ研究所)

3.学会企画講演

タイトル 概要 講師
キャリア開発支援とキャリアカウンセリングの役割 キャリア教育における子どもたちから、学生を対象とするキャリア開発支援や企業・組織における働く人々のキャリア開発支援、また、失業者、ニートやフリーターなどのキャリア開発支援の場で、効果的なキャリアカウンセリングの活用が求められています。
キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント) は、いかに機能しキャリア開発支援において重要な役割を果すことができるかについて学会員の皆様とご一緒に考えましょう。
宮城まり子
(立正大学)

4 参加申込み要領

<参加申込みの方法>

1.「大会参加申込書」にそって必要事項を記入してください。
2.「返信はがき」には、50円切手を貼り、返信先の住所をご記入ください。
3.「大会参加申込書」や「返信はがき」は「返信用封筒」にて郵送してください。
4. また、同封の「振込用紙」にて大会参加諸費用をお振込みください。
5. 6月25日(月)までに上記の手続きを行ってください。

<研修会参加費>

正会員 4,000円(当日 5,000円)
非会員 5,000円(当日 6,000円)
学 生 3,000円(当日 4,000円)

<大会参加費等> ※参加費には論文集1冊が含まれています

正会員 8,000円(当日 10,000円)
非会員 10,000円(当日 12,000円)
学 生 4,000円(当日 5,000円)

<その他諸費用>

懇親会費 5,000円
論文追加代金 4,000円(当日 5,000円)
発表者(連名発表者) 個人発表費(論文掲載料) 2,000円
写真掲載費(1葉につき) 500円
連名発表費   正会員1,000円
        非会員 2,000円

※事前に納入された会費等の返金はいたしかねますので、予めご了承ください。

5 個人研究発表

1.発表形式

一発表あたり30分間(発表及び質疑応答を含む)
発表条件:個人発表者は次の条件を満たしていること。
●大会当日「日本産業カウンセリング学会」の正会員であること。
●2007年度の年会費を納入済みであること。
●研究発表者になるのは、大会期間中1回に限ります。
 ただし、連名発表者はこの限りではありません。

2.申込みの方法

1.「大会参加申込書」に必要事項をご記入の上、返信してください。
プログラムの作成の都合上、原稿とは別途に5月10日(木) までにお送りください。
2.期限までに、発表原稿作成要領に従い論文集に掲載する原稿(コピーを含む)を提出してください。
3.原稿提出の期限は、6月10日(月)までに大会事務局へ郵送してください。
※郵送いただいた原稿は返却できませんので、ご了承ください。

6 懇親会

9月1日(土)  18:45~20:30 於:ホテル辰巳屋(福島駅東口)

懇親会の申込みは、同封の「大会参加申込書」にご記入願います。
大会参加費と同時に懇親会費をお振込みください。

7 原稿等提出先と口座案内

〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目5-14 セントラルパークビル3階
 NPO法人東日本カウンセリングセンター内
日本産業カウンセリング学会第12回大会準備委員会 行
 ※原稿提出の際には朱書きにて「個人発表原稿在中」とお書きください。

<口座名>
加入者名:日本産業カウンセリング学会準備委員会
口座番号: 02200-4-89590
 ※予約申込みの際には、払込用紙をご利用ください。

8 昼食案内

大会本部での斡旋はいたしませんが、会場内、会場周辺、駅構内及び駅の東口に飲食店がありますので、ご利用ください。当日、昼食マップも用意させていただきます。

今後の予定

4月15日(日) 自主シンポジウム企画締切
企画は大会準備事務局へFAXでお願いいたします。
5月10日(木) 決定した自主シンポジウム原稿締切
6月10日(日) 個人研究発表論文締切
6月25日(月) 参加申込締切
7月中旬 大会プログラム発送
7月下旬 論文集発送(予約参加者)

10 問い合わせ・連絡先

(1)大会事務局―大会に関すること

日本産業カウンセリング学会第12回大会準備委員会
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目5-14 セントラルパークビル3階
NPO法人東日本カウンセリングセンター内
TEL 022-211-9234 FAX 022-211-9270
e-mail:mailto@npo-ejcc.org

(2)学会事務局―学会の運用(年会費や入会等)

日本産業カウンセリング学会事務局
〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 立正大学心理学部 小澤研究室内
TEL/FAX: 03-5487-3276

■個人研究発表・自主シンポジウムの論文原稿作成要領

論文集掲載原稿は次の要領で作成してください。
今大会では、発表申込者に別途原稿作成要領を送付いたしません。
発表申込の方は、以下を熟読の上、原稿を作成し期日までに大会準備委員会事務局へご郵送ください。

(1)研究発表

1)原稿用紙と記入方法

・ワードプロセッサー・パソコンワープロソフトを使用し、黒色で鮮明に印刷してください。
・原稿は論文集の完全版下として、そのまま使用します。
・用紙はA4版上質紙等を使用してください。(感熱紙不可)
・文字は明朝体で揃えてください。
・1ページは24字×45行×2段を基本に、後述の(2)レイアウト図を基準に作成し、2ページ分、または4ペー分を提出してください。3ページになりますと見開きの右側が空欄のページとなりますので、原稿は必ず2ページまたは4ページでお送りください。

2)表題、本文のレイアウト

・「題目」は1・2行目に本文より大きい文字を使用して記入してください。
・「氏名」は3行目に記入してください。なお連名発表者がいる場合には、口頭発表される方の氏名の前に○印つけてください。
・「所属」は4行目にかっこでくくって記入してください。連名発表者の所属が同一であれば、ひとつだけ記入してください。所属が大学の場合、学部まで記入し大学院生は研究科名を記入してください。連名者が多数の場合は一般に通用する略称を用いても差し支えありません。
・「本文」は必ず6行目から書き始めてください。
・題目の字数・副題等の関係から上記の行数を若干変更しなければならない場合は、印刷範囲の枠をはみ出さないように本文を削るか、行間をつめて印刷してください。
・文末にキーワードを3語程度入れてください。

3)図・表・写真

・図・表・写真の合計面積が現行全体の1/3を越えないようにしてください。
・図・表は原稿に直接貼り付けるか、別紙に書いたものを貼り付けてください。
・大きい図や表を縮小して貼り付けてもかまいません。ただし縮小コピーを繰り返すと見えにくくなることがありますので、ご注意ください。
・写真掲載の場合、写真は原稿用紙に貼りつけないで、裏面に研究発表の氏名・写真番号・タイトル・大きさ(縦・横の長さ)の指定などを記入してください。

4)原稿の送付

・ 原稿は折らずに、必ず簡易書留で郵送してください。(e-mail不可)
・プログラムの編成・座長依頼等に使用しますので、原稿のコピーを必ず2部同封してください。
・1つの研究グループが同じテーマについて「一連の発表」を行うときには、発表順位を示し、代表者がとりまとめて一括発送してください。この場合封筒に「一括発送」と明記してください。

(2)その他

1)発表用具について

OHP・スライドプロジェクター、パソコンプロジェクターについては準備が可能です。
使用希望者は発表申込の所定欄に記入してください。事前に申し込みがない場合は使用できません。
また、会場の都合でご希望に添えない場合があります。その場合には、事前にご連絡いたしますのでご了承下さい。
当日配布の資料につきましては、発表者が必要部数(50枚程度)をご用意下さい。

2)原稿提出期限

2007年6月10日 必着でお願い致します。
なお、お送りいただいた原稿の訂正はできません。
訂正が必要なときは、大会当日正誤表を各自で配布していただくことになりますのでご留意下さい。

3)原稿等関係書類送付先

〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央3丁目5-14 セントラルパークビル3階
NPO法人東日本カウンセリングセンター内
日本産業カウンセリング学会第12回大会準備委員会

様式

宿泊・観光のご案内

福島市周辺には、多くの温泉がございます。
郊外には果樹園も広がっております。少し足を伸ばせば、磐梯山や野口英世のふるさと猪苗代湖、また白虎隊で有名な会津の里も控えております。
なお、こちらについては福島交通観光が事務局となっております。
大会事務局ては取り扱いはいたしませんのてご了承願います。

また、大会会場のコラッセふくしまには、観光案内や、ふるさと物産コーナーも常設されております。ふるってご利用ください。

申込み・変更なとのお問い合わせ先
旅行企画/実施 福島交通観光(株)福島支店
国土交通大臣登録旅行業第1034号

〒960-8031 福島県福島市栄町10-21 福島栄町ビル1F
『日本産業カウンセリング学会第12回大会』係担当:佐藤和美 佐藤明美
TEL:024-525-8950 FAX:024-525-8954

PDFデータ

日本産業カウンセリング学会第12回 大会案内(本書) >>PDF
日本産業カウンセリング学会第12回 研修会のご案内 >>PDF
日本産業カウンセリング学会第12回 大会参加申込書 >>PDF
自主シンポジウム企画希望 FAX申込書 >>PDF

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